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・地下室は冬暖かく夏涼しい
 地下2mの地中温度は1月で15℃、8月で18℃くらいですから、地下室は特に工夫しなくても冬暖かく夏涼しい部屋になります。

 今年(06年)の1月に完成したある家の地下室では、工事中で窓が完全に閉まらないにも拘わらず、真冬でもほんのりとした温もりがあり、室温は10〜12℃くらいで昼も夜もほとんど変化がありませんでした。冬の工事現場は寒くて昼寝など出来ないのが普通ですが、この現場では職人さんは昼食後ここでスヤスヤと昼寝をしていました。

 コンクリートは熱しにくく冷めにくい蓄熱性と呼ばれる性質があるので、これも昼も夜も温度が変わらないという理由の一つになっています。

 「地中温度は一年を通じて変化が少ない」、「コンクリートには蓄熱性がある」
この二点を上手に利用すれば、地下室は冷暖房なしでも「真夏で25℃くらい、真冬で15℃くらい」
の温度域に留めることが可能になります。 

 これは素晴らしい住空間ではないでしょうか? 地下室といえば、納戸、貯蔵庫などを思い浮かべ勝ちですが、
音が漏れないという長所も大きいので、音楽室、寝室、リビングにこそ適していると思います。

 知り合いのある工務店の社長は地下室を寝室に使っていますが、その人の感想によれば、「静かで、夏はぐっすりとよく眠れる。
エアコンは新築以来一回も使ったことがない」と言っています。 

・地下室は湿っぽい?
 「地下室はジメジメとして湿っぽいのではないか?」とは良く聞かれる質問ですが、
これはコンクリートが水漏れを起こさないように工事すること、窓を設けて通風と採光を確保すること、
夏冬の結露対策を実施することで、問題の大部分は解決します。

住暮楽の場合、OMソーラーシステムの換気機能を組み合わせることで結露問題をクリヤーしています。
地下室はOMソーラーととても相性が良いのです。
   

・住暮楽のコンクリート技術
 コンクリートは本来非常に耐水性の高い物質です。
ところが現実には、コンクリートは必ず水漏れを起こすものと考えられ、
当然のように防水工事が行われています。

 防水工事を前提としてコンクリート工事を行うがため、
漏水を防ぐ工夫が足りないのではないでしょうか?

 コンクリートはその施行特性を理解して、キチンと工事をすれば、水漏れは起こしません。従って防水工事は不要です。

 また、同じ調合でもそのようにキチンと打設されたコンクリートの方が、普通に施工されたコンクリートより物理的強度、酸性雨等に対する抵抗力の両面で遙かに優れていることが分かっています。

・コンクリートが水漏れを起こす理由はハッキリしています
 @打ち継ぎ不良
 Aジャンカ
 Bひび割れ
 Cセパレーター周囲のスキ間
 
 以上の4点です。これ以外にコンクリートが水漏れを起こす理由はありません。

 住暮楽の場合、地下室の防水対策は、この4つの水漏れ原因をゼロにするように施工することです。
従って、コンクリート構築物自体が最終防水ラインとなります。どうしたら水漏れゼロのコンクリートが打てるのか?
ここでは説明を省略しますが、興味のある方にはお会いした時にご説明します。

・地下室の断熱
 冬暖かく夏涼しい地下の環境は、地中温度から来るもので、いわば自然の恵み。地下室の断熱は、場合によってはこの自然の恵みを封印することになるので、よく考えて断熱の部位と程度を決めなければなりません。
 発泡スチロールを型枠に使いそれをそのまま断熱材として使うのは、すべての壁が断熱層になってしまうので、自然の恵みという点で面白くありません。またコンクリートの打設状態を見ることが出来ないと言う欠点もあるので、住暮楽ではこの方法はとっていません。それぞれの地下室ごとに、どの部分をどの程度断熱するかを考えます。つまりケースバイケースということです。 

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